団体概要

新体制構想

新病院の基本的な考え

地域の皆さんに身近な医療を提供しながら、信頼され、期待される「魚沼市の安心安全のシンボル」としての医療機能を築き、地域の皆さんも地域医療に参加し、医療人と共に学び、皆の力で地域医療を育て・支える体制を目指します。
新病院の基本的な考え

魚沼市の新病院(市立小出病院)の役割

 小出病院は1924年、魚沼共済病院として端を発し、1946年には県立病院となり1951年以降は県立小出病院と改称し、長く魚沼地域医療に中核病院の役割を担ってきました。時代の変化と地域の現状を踏まえ、今後20年30年と地域の安全と安心を守るために、2015年に小出病院は魚沼市立病院として21世紀の魚沼の地域医療を担う病院として新生します。

 現在進んでいる医療再編成後の魚沼の地域医療はどのような形になるのでしょうか?高度医療や専門医療は魚沼基幹病院がこれを担います。人生で救急車に乗ったり大手術に立ち向かったりすることは滅多にあることではありませんが、このような高度専門的な診療を魚沼圏域内で受けることができるようになります。
 一方、いざという時の非日常的な医療の整備と共に、住民が生活圏にとどまり続けるために日常に近い医療が生活圏の中に確保されている事が必要です。魚沼市民が魚沼の地で自らの人生の物語を紡ぐ時、健康を育み、これを保ち、必要な医療を提供し、そして人生の最終章を安心で過ごすことを支えること、保健・医療・福祉の包括機能を持つことが当院の役割です。魚沼基幹病院と緊密に連携し、高度医療への入り口となり、必要な救急医療を提供し、また高度医療から日常生活への橋渡し役を担います。このように地域全他が役割分担をしながら一つの大きな医療システムであるために、医療に関わる情報は当院と魚沼基幹病院はもちろん、地域全体で電子的に共有される仕組みが作られます。

 新しい小出病院を運営するために、魚沼市は財団法人魚沼市医療公社を設立しました。魚沼市民の生活圏から保健・医療・福祉が欠けることなく、安心して住み続けるために、当院は魚沼市営医療施設の中核拠点として一体的な医療供給体制を構築し、また医師会と行政との連携の上で、在宅医療支援機能を発揮します。魚沼市民の安全と安心を支えるために魚沼市行政とは一体的な協力体制を作ります。健康に関わる困りごとを何でも相談できるよう、市民が疾病や障害を持っても生活し続けられるよう、ワンストップサービス対応のための行政窓口を病院内に開設します。将来的には保健センターを整備し、市民にとって病気のときだけではなく、健康を維持増進するために活用できる健康増進拠点の役割も果たしていきます。

 魚沼市民がもっと健康であり、安心して人生を全うできるために、最も力を発揮するのは「住民自身」です。住民が自分自身と地域を守るための術を医療者と共に学ぶために「地域医療魚沼学校」があります。当院は地域医療魚沼学校の校舎として地域に開かれ、健康な地域づくりのためのフォーラム(人々が集まる場所)になります。地域医療学校の拠点として、住民が学び、専門多職種が学び、そして未来の医療職が地域医療を学ぶ場を提供していきます。

 新しい小出病院は、保健・医療・福祉そして住民を含めた地域の力を総動員して、魚沼市民が健康な人生を全うすることを支えられる病院になることを目指していきます。


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