私は2008年、自身の実践能力向上のために、透析看護認定看護師を取得しました。透析患者さんは下肢病変が多いことから、2012年にはフットケア指導士も取得。どっぷりと透析看護に漬かって、現在に至っています。
現在は、人工透析室師長の立場になりました。日々の患者さんへの直接的援助は減りましたが、スタッフの支援は多くなっています。透析室だけにいるのではなく、療法選択のために外来へ、フットケアのため病棟や外来へと、一報があれば行っています。導入から看取りまで、その人の人生に関わることができる透析看護に関わることに、やりがいを感じています。
認定看護師を目指した頃は、同じ目的を持った年齢も様々な看護師が集い、勉学に勤しむことが大変有意義だと感じたのを覚えています。これから看護師になられる方も、自身のキャリアアップをどんどん考えてほしいと思います。