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EDUCATION

教育理念

社会のニーズに応えられる看護師として
個々の能力を十分に発揮させ創造性のある看護師を育成する。

教育目的

専門職として主体性、自立性を持ち、質の高い看護を提供できる人材を育成する。

教育目標

「小出病院でよかった」と言ってもらえる看護を提供するために看護実践能力を高める。
地域住民の健康と暮らしに関わる問題に対処できる能力を養う。
自己啓発の意識を高め、自らの責任で学ぶ態度を養う。
社会人・職業人として豊かな人間性を培う。

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教育体制

社会のニーズに応えられる看護師として個々の能力を十分に発揮させ創造性のある看護師を育成する。

当院の看護師教育は、クリニカルラダーに基づいて実施されます。各人がラダーに応じて設定された年間プログラムに沿って研修を受講します。 今後の看護師には、看護技術だけでなく、地域の健康と暮らしに関わる問題に対処できる力も求められてきます。主体性、自立性を持ち、質の高い看護を提供できるとともに社会のニーズに応えられる人材を育成します。

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新人研修

  • 新人オリエンテーション

    看護師もまた社会人であり職業人。新人は、まず一般企業の社会人セミナーに参加することで、社会人としての心得や仕事の基本姿勢などを身につけます。

  • 夜勤業務への適応

    夜勤の開始は、入職3~4ヶ月くらいからです。開始前にオリエンテーションがあるほか、最初数回の夜勤はフレッシュパートナーと一緒なので、スムーズに慣れていけます。

  • ケーススタディーの取り組み

    受け持ち患者さんのケアをまとめ、発表する取り組みです。振り返りにより、看護の知識・技術を深めることができます。フレッシュパートナーが相談役になるので、自信がなくても大丈夫です。

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    看護技術研修

    日常生活援助技術、注射・採血、呼吸・循環を整える技術、生体機能管理技術(酸素吸入法・導尿・吸引・尿カテーテル留置等)、医療機器の取り扱いなど、それぞれにつき技術的な研修を行います。事前学習や手順確認はe-ラーニング(ナーシングスキル)でも可能なので、自宅のPCやスマホから手技の予習・復習を行うことができます。実際の手技に関しては、先輩看護師がマンツーマンで指導します。

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    新人看護職員教育プログラム
    (卒後1~3年生まで使用)

    卒後1~3年の看護職員は、厚生労働省「新人看護職員研修ガイドライン」準拠のプログラムに沿って教育を受けます。研修は大きく分けて集合教育(Off-JT)、現場教育(OJT)、自己学習の三本柱。現場教育における技術評価については、Ⅰ「看護職員として必要な基本的姿勢と態度」・Ⅱ「管理的側面」・Ⅲ「技術的側面」からなる3項目の達成を目標として、チェックリストにより評価を行います。6・9・1月には自己評価に基づく教育担当者・フレッシュパートナーとの面接もあり、いろいろな視点から成長や学び足りない部分などを確認・実感していくことができます。学ぶべきことを見出し、主体的に学んでいく姿勢が重視されます。

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現任教育

常に学び続けて大きくなる。外部の研修も使用し、「継続教育」を行います

看護は学び続けることが必要な職業。当院では、クリニカルラダーレベル別の研修により、看護実践能力と職業人として豊かな人間性をよりいっそう培い、個々人のキャリアアップを図っています。その他、全国自治体病院協議会の研修や、日本看護協会・新潟県看護協会で行われる学会や各種研修会への参加も可能です。 技術面に関しても、e-ラーニングでいつでもどこでも学習可能。苦手なものがあっても繰り返し学ぶことで、スキルアップすることが可能です。

  • 人事交流制度

    魚沼地域12病院で行う人事交流事業です。自病院で経験困難な業務や知識・技術を向上させる体験型研修です。圏域内の他病院の地域包括ケアを理解し、自病院との連携を可能にする機会となっています。他病院の業務が体験でき自分の看護の知識が深まります。

  • 目標面接

    一人ひとりの成長を助けるための「目標管理」と、それを確認し直していくために設けられているのが目標面接です。看護部の理念や目標、現任教育等と、個人の年度目標、クリニカルラダー、業務に対する態度を合わせた目標設定を行ったうえで、師長がスタッフとの面接を行います。面接は、スタッフと師長が向き合う大切な時間であり、スタッフにとっては自分の意見、考えを直接話せるよい機会です。目標達成に関する話だけでなく、日頃の悩みなど、何でも相談してください。

キャリア支援

資格取得のために打ち込む時間、新しい知識。それは自分自身の幅を広げるもの

私が資格取得を決めたのは、看護師歴が長くなり、今後のキャリアを考え始めた頃、たまたま県内で認定看護師の研修が行われるのを知ったのがきっかけでした。6ヶ月間臨床を離れて研修を受講し、無事資格を取得できたのは、当院の支援体制のおかげだと思います。緩和ケア認定看護師となって初めて、緩和ケアとは「その人を知ること」という視点に立つことができました。資格取得のために打ち込む時間も、新しい知識も、自分自身の幅を広げます。ぜひ自分に合う分野で、キャリアアップを目指してほしいと思います。

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