魚沼市立小出病院|一般財団法人魚沼市医療公社

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検査科

医療従事者に向けた抗菌薬適正使用に関するポスター作成、掲示について

風邪を引いて受診した時、抗生剤(抗生物質)が処方されないと不安になる方もいると思います。

風邪を始めウイルスを原因とする感染症には抗生剤は効きません。

細菌を原因とする感染症に対し、抗生剤を使って治療しますが、抗生剤なら何でもいいわけではありません。

特に今問題となっているのは薬剤耐性菌です。このまま対策を取らずに抗生剤を乱用し、

薬剤耐性菌が蔓延ると2050年には薬剤耐性菌による死亡者数ががんを上回り1位になると言われています。

薬剤耐性菌の増加は抗生剤の乱用(安易な使用)によるもので、抗生剤を使わなかったり、必要な時に適正な使用だけにすると確実に減少してきます。

当院の取り組みとして、定期的に薬剤耐性菌の検出状況を把握し、報告しています。

医師が原因となる細菌を特定するために、培養検査を実施し、その細菌に効く抗生剤を選択、またはむやみに使用しないという、抗生剤の適正使用を促すため、以下のポスターを作成し各診察室や病棟の電子カルテ脇に掲示しています。

ポスター耐性化変化【外来】

ポスター耐性化変化【病棟】

 

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