魚沼市医療公社

われわれのミッション

病院完結から地域包括ケアの時代へ
  • 地域全体で一つの病院へ

    魚沼市立小出病院 院長 布施 克也

  • 地域完結を目指して

    医療資源が潤沢でない地域で、住民が健康を守り、疾病を乗り越え、人生を全うできる安心と安全を担保するためには、少ない資源を最大限に有効活用しなければなりません。2015年に始動した魚沼医療再編成は超高齢社会のための21世紀型地域医療モデルです。「選択と集中」により再編した医療福祉機関は「機能分担と連携」により、あたかも「地域全体がICUから在宅ベッドまで有する大きな病院になる」ことを目指してきました。高度・専門医療施設と生活圏に密着したプライマリ・ケア施設が協力して、ひとつの施設では完結できないことを地域全体の連携協力で可能にする(病院完結から地域完結へ)新しい地域医療モデルの合言葉が「地域全体で一つの病院」というメッセージなのです。

    地域包括ケアシステム(PDF)
  • 「市民をまるごとケア」すること

    魚沼市民のための21世紀型地域医療の拠点として2015年の医療再編時に新たに整備された市民病院が魚沼市立小出病院です。地域の安全を守る21世紀型の仕組みを「地域包括ケアシステム」といいます。地域の困りごとをみんながお互いさまで、まるごと考えていくことです。行政、近隣病院、市内医療福祉機関等との密接な連携により、市立小出病院はこのシステムの中心になって、「暮らしやすいまち、暮らし続けられるまち、暮らし終えられるまち」を合言葉に「市民をまるごとケア」できる医療センターとして新生しました。2015年から始まった魚沼の「再編・統合」により、市立小出病院を中心とした魚沼市の地域包括ケアは、システムの成熟と地域共生社会のための市民参加という重要なネクストステップに進んでいるのです。

  • 再編の理念と各病院の役割
背景
vision
病初期から慢性期まで継続したケアを提供できる病棟イメージ
VISION01

病気の初期から慢性期まで
継続したケアを提供する

病院は病院でこそできる医療を提供する場であるとともに、在宅復帰時に必要となる支援の道筋を作る場でもあります。急性期の患者さんに対しては、まず治療に全力を尽くすと同時に、その後の療養や退院後の生活を見据え、その人に合わせたケアを検討します。

プライマリケアセンター
VISION02

プライマリケアの場

発熱、頭痛、腹痛、その他日常的な幅広い不調を総合的に診る医療、それがプライマリケアです。健康上の不安を気軽に相談できる場所として、時には小さなSOSを救急につなげる窓口として。市民にとって頼れる存在でありたいと願いつつ、診療を行っています。

在宅医療推進センター
VISION03

地域の在宅医療を支える

小出病院内にある「魚沼市在宅医療推進センター」は、患者さんとご家族が安心して自宅で暮らせる地域を目指して設立されました。患者さん自身の視点に立ち、ご本人が希望する療養環境と生活を支えきるべく、心の通った医療を提供させていただきます。

地域医療連携室へ 在宅医療推進センター
地域医療研修センター
VISION04

研修医・医学生を育てます

地域医療教育・研修センターを中心に、地域内の各医療・福祉関係機関と連携し、次世代を担う「医療人」の育成に向けて先駆的な活動を展開しています。全国のモデルとなりえる地域医療研修プログラム、ベテラン医師の熱心な指導により、充実した研修を展開します。

地域医療教育・研修センター
地域医療研修センター
VISION05

病院を学校にする

小出病院内には学校があります。それは、「住民こそ医療資源」という基本理念のもと、医療人と住民が互いに学びあう、「地域医療魚沼学校」。 住民の方は地域社会と健康についての知識を深め、各専門職は専門を超えた様々な視点に接することで、ともに地域の健康増進に努めます。

地域医療魚沼学校

RECRUIT

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